main

兄さん実装時の心の叫び。

ネタバレをめちゃくちゃ含むためご注意ください。
あと考察でも何でもなく、本当にただ心の叫びです。

執着・束縛・独占欲。
海棠の花言葉は「艶麗」「温和」「美人の眠り」
ちなみにりんごの花言葉は「優先」ですが果実の場合は「妖艶」

「これまでの4人が束になっても勝てなそうな男がでてきちまった」という感じです。
シンが来た時も「3人が束になっても勝てなそうだなあ…」とは思ったのですが、そのはるか上を行く兄さん。

本編始まった時は「うわー兄さんだー」としか思わなくてぽわぽわしてました。
前半は総じて「これ二次創作で見たやつだ！」ってなりました。
が、途中からどうした兄さん。
急にアクセルふかしてくるじゃん。
妹のためなら一人二人消してそうな兄さんたまらん。
覚悟決まりすぎてる。

愛が重い。主人公が潰されそうなくらい重い。
いやほかの4人もけして軽くはなかったけれど、彼らはどちらかと言うと大きな愛で包みこんでくれる感じだったじゃん。
兄さんは的確に急所を撃ち抜こうとしてくる。
4人の愛が包み込むものなら、兄さんの愛はさながら内側からじわじわ侵食されていくようでした。

本編読んだ感じは兄さんのクソデカ感情でしたが、伝説読んだら主人公からもクソデカ感情すぎてしんどい。
そりゃ死んだと思ってた兄が実は生きてて改造されてましたってなったらクソデカにもなるけれども。
兄さんを理解するために自らにチップを埋め込む主人公、覚悟決まりすぎてる。
主人公が明確にめそめそ泣くのって今のところ兄さんの前だけなんだね。
心配性で過保護なシスコン兄さんの気配は確かにありましたが、まさかヤンデレクソ重共依存系兄妹だとは思わないじゃん…
とんでもねえ兄妹だぜこいつぁ…

本編読んで、兄さん改造されてチップ埋め込まれてるから感情バグってるんだ〜と思わせたところにやってくる驟雨の章。
あなた兄妹だった頃からそんなんだったのね？
そして主人公も主人公でだいぶ前から兄さんのこと兄さんとは思ってなかったじゃん…
正直、兄さんを「マヒル」とは呼びたくない、「兄さん」って呼びたい、兄妹だっていう自覚を持ったまま背徳的にイチャイチャしたい、と思ってましたが、こいつらとっくにお互いのこと「兄妹」なんて思ってなかった。
「兄さん」って呼び名は最後の防衛線なんだな…それがなくなった今、二人は…
それでもキスはできない兄さん。
どんなにいい雰囲気になっても、主人公に挑発されても、首の皮一枚くらいの理性で耐えてるのえらい。
いつまでもつかな。

そしてこの驟雨を経たうえで本編序盤のあの距離感たもててたのすごいよ。
おばあちゃん知ったら泡吹いて倒れちゃうよ。
本編序盤で「大人になったからオレは必要ない？」とか「オレが守らなきゃ誰がお前を」とか割と冗談めかして言ってましたが、あれ冗談じゃなく心の底から本気だったんですね。

ところで実家の爆発って兄さんが仕組んだ派が一定数いてびっくりする。
あれって兄さんの力を欲しがって、かつ情報を知りすぎてるスエさんの排除のためにEVERがやったんだと思ったけど違うの？

「一人と一人」だったのがリンゴを介して「男と女」になるの、あまりにも楽園すぎる。
そして本編でちょうど（？）ヘビが出てきたので、これからこの二人はパラダイスロストするんだな…と思わずにいられない。
だってもう「オレたちにはお互いしかいない」わけだし…
でも主人公ってあんまりイヴっぽくないというか、どちらかというとリリスなんじゃないかこの子？
むしろ未来のイヴか？

兄さん、「実は生きてた」→「じゃあおばあちゃんも？」「いや、ばあちゃんは…」→二人でお墓参り、からの→「オレたちにはお互いしかいない」の誘導が上手いなと思いました。
セイヤもホムラもレイもシンもいるんだけど、喪ったはずの家族の片方が生きてた、っていうあの状況で柔軟に思考は回らないと思う。
兄さんが生きてたことで希望を持たせてからの、おばあちゃんは助かってないという絶望からの、お互いしかいないという甘く優しい言葉、これ洗脳でよく使われる手段じゃないっけ？

ところで兄さんの右腕って基本は機械の腕で、普段はあれの上に皮膚っぽいスキンが乗っかってる感じなんですかね？
Detroitのアンドロイドみたいに。
おそらく兄さん右利きっぽくて、主人公に触れるのも右手が多いだろうに、その右手の感覚が鈍いから、主人公が柔らかいのも温かいのも感じにくいの、とてもえっちだなと思いました。

で、お出しされる星4思念がどれもこれも「ただの兄妹だった頃の幸せな思い出」すぎてつらい。
兄妹だった頃から、女の子に誘われた兄さんが「彼女いるから（妹）」って断ったりとか、カップル限定コンテンツに行きたいがために兄さんをダシに使う主人公とか、そんなのが公式でお出しされていいんですか。

第二伝説（と私は呼んでる）どうなるんでしょうね。
ホムラにおける海神とか、シンにおける竜みたいな過去軸の話があったとして、それがあったうえで一時とはいえまんまと「兄」っていう立場にいたの、あまりにも強すぎる。
もし過去軸の話がなかったら現世のこの関係だけで主人公にあそこまでの想いを抱えててそれはそれでつよい。
どう転んでもおいしい男だよマヒル…メリバ一直線男…

さてひとまず絆50くらいまではさくっと上がったんですが、看護系のアレ、すごい。
兄さん、対応に慣れすぎてる。
そんで「初めて痛くて泣いてたとき」みたいな過去の話もごろごろ出てくる。
つよい（確信）

英語版の兄さんボイスですが、私は英語版のあのちょっと冴えないモブっぽい声がとても好きだったんですね。
執艦官のときはそれとはうってかわって冷たい印象、でも兄さんモードのときはあの頃の抑揚があって嬉しみ。
それでもpipsqueakとは呼んでくれる兄さん。
だからって伝説ストーリーの終盤で呼ぶことないだろ…頭ぐちゃぐちゃになるわ…

英語版といえば「Caleb」の語源を調べたんですが、「犬」なんですよね。犬…
犬っぽいかどうかはさておき、よく考えれば先に首輪（物理）をつけたのって主人公のほうなんだよなあ…
意外と主人公のほうが束縛してる気がする、マヒ→←←←主くらいな気がする。
私はこの温度感で書きたいです。

バスタオル一枚になってもネックレスは外さない兄さん、非常にメロい。
この衣装、首肩まわりのチェーンは張り付いてるっぽくて、鎖骨付近からが別の剛体なってるみたいなんですが、そのせいなのか物理演算が時々荒ぶるの気になる。
そういう時は機械の腕のほうで代用すればいいんですがいかんせん痛々しくてスケベなこと考えるのは気が引けるな…

ちなみに兄さん、絆レベル上がるとかかってくる電話で主人公の体重の変遷を把握してたりするんですが、ホーム画面では例の「覚えてて」機能があるわけですね。
この兄さんに生理周期把握されるの正直怖すぎる。
「覚えてて」機能、兄さんが深空スタッフの頭に銃口つきつけて実装させたとしか思えないですね。

想像の5億倍くらいやべー男でした。
兄さんは完全にEVER側なんでしょうか？それともダブスタしてるの？
このへん次の更新で進むのだろうか。また半年後くらいかなあ。