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※注：未クリア

そんなわけで今更プレイしてみました。
別に大した意味はないです。深い意味とかないです。当時から気になってはいたんですがオトメイトのゲームだしどうせノベルゲーだろと思って避けてました。
案の定ノベルゲーでした。

ここから下、かなり乱暴な感想です。
所詮未クリア奴が騒いでるだけだと思ってください。

まず主人公の女の子がうじうじしてて腹立ちます。
普通の学園ものならまだしも、それなりに重大な役割があるゲームにおいてこのうじうじ感はどうなんだろう。
話が進まない。
そして開始早々アミーラに選ばれるわけですが、まだ何の説明もなくいきなり「あなたはミスコンです！」とか言われても「？？？」なわけですよ。
そして選ばれた主人公も主人公でそれを受け入れるまでにまた時間がかかって…謙虚さは美徳ですが、過ぎた謙遜は卑屈なんですよ。
とにかく主人公が自分と乖離しすぎてて全く入り込めない、そして主人公を自分とは違う第三者として見ても好きになれない、そんな女でした。

で、長い長い導入部を終えて一章。
一章開始早々に5人のうちから誰か一人を選ばされておそらく個別ルートに入っていきますな。
序章と一章なんて顔見せ程度にしか会話してないわけです。そんな状態で誰か選べって言われても。
ホストクラブの初回かよ。
話自体はおもしろいというか、興味深いというか。
要するにこの5人の王子たちは血縁関係はなくて、王になりたいから昇山してきたので、自分は麒麟として王を選べっていう話ですよね？
それ自体はおもしろいんですが、魔術師が「誰かと恋愛をしてくれ」とか言うから一気に陳腐に見える。
「誰か一人を王として選べ」って言われるだけで良かったんですよ。
最も心に残った人を選んだ結果、恋に疎い主人公が「これが恋ってこと」と自分で気付くのがよかったのに。
そもそも学園パートからして親や友人が二言目には恋をしろばっかりで気持ち悪いんだよね。
親に恋愛を強要されたら私ならキレる。いい大人が何言ってんだと。
で、冒頭にも書いたようにノベルゲーなんですよこれ。
話を読むだけのゲーム。特にパラメータ上げとか育成とかバトルとかそういうのがない。
しかも序盤の顔見せのあとに個別ルートに入る。
これでフルプライス？？？
小説5冊出してくれたほうがまだマシだったと思う。

まあ私はこういう考えの奴なのでノベルゲーに向かないんですよね。
そういうわけで、まだ序盤も序盤なんでしょうけど、もうやる気がなくなりました。
どうしようこれ。